
DV(家庭内暴力)の問題に立ち向かう弁護士法人AURA
あなたは一人ではありません。私たちがあなたの強力な味方です

DV(家庭内暴力)の問題に悩んでいる方々へ、私たち弁護士法人AURAがサポートを提供します。
弁護士法人AURAへの相談は、あなたが安全で健全な生活を取り戻す第一歩です。一歩踏み出し、あなたの声を聞かせてください。私たちはあなたの強力な味方となり、解決策を見つけるお手伝いをします。
「もしも誰かがあなたを傷つけているのなら,川のような量の涙を流したっていい。
大事なのは,そこに橋を架けて,乗り越えること。」
テイラー・スウィフト
毎日,パートナーや夫から暴力やひどい言葉を投げかけられ,苦しい思いをしていませんか。つらいですよね。あなたは本当に,頑張ってよく耐えていらっしゃる。
この問題を解決しなければ,やむを得ずDVを受け続け,精神をむしばみ,やがて病気になってしまうかもしれません。大丈夫,慣れたといっても,被害は思った以上に深刻だったりします。無意識に,自分で自分に無理を強いている状況なのです。
私たちアウラに相談して下されば,すこし,霧が晴れてくるかもしれません。
私たちアウラに依頼して下されば,穏やかな,新しい毎日を迎えられるかもしれません。
私自身は,セクハラに悩んでいました。同僚に相談しても,「俺に言われても困る」とひと言。絶望しました。
誰かに相談しようにも,証拠がない。
明日の生活を変えるのが怖い。
そう思って,慣れる道を選んでしまいました。
それでも少しずつ,知らない間に心は病んでいきます。
もしあのとき,ダメ元で,誰かに相談できていたなら。もっと早く明るい毎日が,待っていたかもしれません。
人生は,長いようで短い。あなたの貴重な時間を,無駄にして欲しくは,ないのです。
さあ,つらい状況から,少し陽の差す方へ行きませんか。
人生,そんなに悪くないなと,思える日が来るかもしれません。明日が来るのが,少し楽しみになるかもしれません。
人生のターニングポイントには,導いてくれるキーパーソンとなる人がいると言います。私たちアウラが,そのキーパーソンに,なれたなら。
法律問題のみならず,私たちアウラには,福祉を専門としている女性メンバーもいます。私たち女性スタッフが,法律,福祉の観点から,あなたを支えていきます。
まずはご相談から。どんなことでも話して下さい。少しお気持ちが軽くなるのを感じるはずです。お話を伺い,法律的に整理し,今後の方針を決めていきましょう。
その後は相手方と交渉,難航すれば調停や裁判と進みます。
弁護士を立てるのは宣戦布告のようでためらいがある,という方には,御自身が進めて頂き,背後から私たちが助言し進めていくのをサポートしていくやり方もあります。
法的手続が進んでいく中で,毎日の生活はあります。今後の生活も不安かと思います。私たちアウラには福祉を専門とするスタッフがいますので,いろいろな選択肢をご提示し,あなたの可能性を広げていきます。
少しずつ少しずつ,あなたの生活は変わっていきます。少しずつ少しずつ,明るさを取り戻します。あなたは,変われるのです。
このままつらい毎日を選びますか,それとも,明るい陽の差す方を選びますか。
私たちと共に,光の差す方へ,一歩一歩進んでいきましょう。
ぜひ,アウラにご連絡下さい。
「人生の10%は,自分に何が起きるかで決まる。
そして残りの90%は,それにどう反応するかで,決まる。」
ルー・ホルツ
(米カレッジフットボールコーチ)

ドメスティック・バイオレンス(DV)について
「ドメスティック・バイオレンス」は、英語の「domestic violence」をカタカナで表記したもので、「DV」と略されることもあります。この用語には明確な定義はありませんが、一般的には「親密な関係にある者から振るわれる暴力」と解釈されます。日本では、特に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」が「DV防止法」として知られています。
問題の重要性
DV防止法は、被害者を性別に限定せず、配偶者暴力を防止し、被害者を保護するために制定されました。しかし、現実には多くの場合、DVの被害者は女性です。女性に対する暴力は、その人権を著しく侵害する深刻な問題であり、多くの人々が被害を受けていることが明らかになっています。
DVに関するデータ |
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配偶者からの暴力に関するデータ |
女性に対する暴力」に関する調査研究 |
暴力の特徴
「暴力」という言葉は、さまざまな形態の不正当な行為を指すもので、これらの行為はしばしば複数の形態が組み合わさって発生します。以下では、身体的な暴力、精神的な暴力、性的な暴力の具体的な事例を説明します。
身体的な暴力

身体的暴力は、肉体的な攻撃を含みます。例えば、殴る、蹴る、物に当たるなどの行為が該当します。被害者は身体的な傷害や痛みを経験し、これらの暴力は明確に法的な罪とされています。身体的暴力は目に見える形で被害が現れやすいため、他の人に対しても比較的理解されやすい一方、他の形態の暴力と一緒に発生することもあります。
身体的な暴力の事例
行為 | 説明 |
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平手で殴る | 手の平を使って相手を殴る行為。 |
足で蹴る | 足を使って相手を蹴る行為。 |
物で殴る可能性のある物を使う | 物を振り回して相手を攻撃する可能性がある。 |
拳で殴る | 拳を使って相手を殴る行為。 |
凶器を脅し付ける | 凶器を使って相手を脅かし、暴力を行使する。 |
髪を引っ張る | 相手の髪を引っ張ることで痛みを与える。 |
首を絞める | 相手の首を絞めて窒息させる。 |
腕をねじる | 相手の腕をねじりながら痛みを与える。 |
引きずり回す | 相手を引きずり回して怪我を負わせる。 |
物を投げつける | 物を相手に向かって投げつける行為。 |
拘束

拘束は、被害者の自由やプライバシーを侵害する行為を指します。例えば、携帯電話のチェック、特定の人との連絡を許さない、外出や交友関係を制限する、ストーキング行為などが挙げられます。拘束は被害者を孤立させ、恐怖感を増大させます。
拘束の具体的な事例
拘束の事例 |
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携帯電話やコミュニケーション手段の使用を制限する |
特定の人との連絡を許さず、交友関係を制限する |
外出を許さないか、外出先を監視する |
ストーキング行為を行う |
精神的な暴力

精神的な暴力は、相手の心に傷を負わせる行動や言動です。精神的な暴力は、被害者の心理的な健康に深刻な影響を及ぼし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神障害に至ることもあります。加害者はしばしば言葉や態度の影響を過小評価し、被害者は感情的な痛みを抱えながら生活することがあります。このような精神的な暴力も、DVの一環として深刻な問題とされています。
精神的な暴力の事例
行為 | 説明 |
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大声で叫ぶ | 高い声で怒鳴りつけ、相手を恐怖や不安に陥れる。 |
貶める言葉を使う(例:「誰のおかげで生活できるんだ」) | 貶める言葉や侮辱的な表現を使い、相手を傷つける。 |
交友関係を制限し、連絡手段を監視する | 相手の交友関係を制限し、連絡手段を監視してコントロールする。 |
無視して口を利かない | 相手とのコミュニケーションを拒否し、孤立感を与える。 |
人前で侮辱的な言葉を使う | 公の場で侮辱的な言葉や命令を使い、相手を恥ずかしい思いにさせる。 |
大切なものを壊したり、捨てたりする | 相手の所有物を壊したり、捨てたりして財産を破壊する。 |
生活費を渡さない | 生活費を支給せず、経済的に依存させる。 |
外で働くことを禁止する | 相手に外で働かせず、経済的な自立を妨げる。 |
子どもに危害を脅かす、なぐるそぶりを見せる、物を投げつける | 子どもに対して脅迫や暴力を行使し、恐怖を与える。 |
※生活費を渡さない、もしくは仕事を制限する行為は、「経済的な暴力」とも言われることがあります。
経済的な暴力
経済的な暴力は、経済的な支配や制御を含みます。例えば、無理に働かせるか、逆に働かせずに家計を独占し、借金を抱えさせるなどが該当します。経済的な暴力は被害者の経済的自立を妨げ、彼らを依存的な状況に追い込むため、重大な問題とされています。

経済的な暴力の具体的な事例
経済的な暴力の事例 |
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無理に働かせるか、逆に働かせずに家計を独占する |
家計の管理を完全に独占し、被害者にお金を与えない |
借金を抱えさせる |
財産を勝手に売却する |
金銭的な自由を奪うために銀行口座へのアクセスを制限する |
性的な暴力
性的な暴力は、性的行為に関連する暴力行為を指します。これには性行為の強要、避妊を拒否して性行為を続ける、不倫をくり返すなどが含まれます。性的な暴力はパートナー間でも許されるものではなく、性的同意がない場合は法的に問題とされます。被害者は心身の健康に深刻な影響を受けることがあります。

性的な暴力の事例
行為 | 説明 |
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嫌がるのに性的行為を強要する | 相手が性的行為を拒否しているにも関わらず、強制する。 |
中絶を強要する | 女性に対して中絶を行うよう強要する。 |
避妊に協力しない | 避妊に協力せず、相手を危険にさらす。 |
DV(家庭内暴力)にお困りの方へ
家庭内での暴力やモラルハラスメントに苦しんでいる方へ、弁護士法人AURAがお手伝いします。DVは肉体的な暴力だけでなく、言葉や脅迫など、さまざまな形で現れることがあります。DV被害者の皆様が抱える悩みや不安を理解し、適切なサポートを提供いたします。

こんなお悩みありませんか?
夫や彼氏からの日常的な暴力を受けている |
暴力が実際には行われていないが、ほのめかされる |
暴力が怖く、離婚や別れを言い出せない など |
DV(家庭内暴力)は犯罪です。あなたの安全を守るため、私たちがここにいます。
我々の弁護士は、DV被害者の権利を代表し、安全な環境を取り戻すための法的サポートを提供いたします。相談は無料です。あなたの悩みを共有し、解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。一歩踏み出す勇気を持って、お気軽にご相談ください。
弁護士に相談する理由:DV(家庭内暴力)被害者のための法的サポート
DV(家庭内暴力)は、被害者にとって身体的、精神的な苦痛をもたらす重大な問題です。しかし、DV被害者は法的なサポートを受けることで、自己を守り、正義を求める権利を行使できます。弁護士に相談することは、DV被害者にとって重要なステップです。
法的アドバイス提供 | 家庭内暴力被害者に対し、法的権利や選択肢について明確なアドバイスを提供します。 |
書類の作成と提出 | 必要な法的書類や申請を作成し、裁判所への提出を代行します。 |
証拠収集のサポート | 家庭内暴力の証拠を収集し、適切な形式で保持・提出する手助けを行います。 |
裁判所手続きの代行 | 裁判所での手続きや審理において、被害者を代表し、擁護します。 |
交渉と合意促進 | 加害者との交渉が必要な場合、対話と合意形成を促進し、被害者の安全を確保します。 |
保護命令の取得 | 裁判所から保護命令を取得し、加害者からの接触を制限・阻止します。 |
弁護士に相談することはとても重要です。私たちは被害者の権利を守り、法的サポートを提供し、DV被害者の安全を確保します。

【DV彼氏の特徴チェック】あなたの関係は安全ですか?
大切なのは、自分がDV彼氏と関わっているかどうかを理解することです。以下の特徴に当てはまることがある場合、DV彼氏の可能性があるかもしれません。
DVはさまざまな形を取りますが、身体的な暴力、精神的な圧力、経済的な制約、性的な嫌がらせ、社会的な孤立などが一般的です。それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

身体的な暴力
DV彼氏は、あなたに身体的な害を与えるかもしれません。暴力行為、物を投げたりすることがあります。命に関わる危険もあるため、警戒が必要です。 |
精神的な圧力
DV彼氏は、精神的に追い詰めることがあります。辛口の言葉、脅迫、怒りっぽい態度、無視などが含まれます。このような圧力は、心の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
経済的な制約
DV彼氏は、経済的な問題でも制約を課すことがあります。デート代を負担させたり、高額な贈り物を求めたり、借金を背負わせたり、経済的な自立を妨げることがあります。 |
性的な嫌がらせ
DV彼氏は、性的な嫌がらせを行う可能性があります。同意なしに性的な行為を強要し、避妊を無視し、性的なプライバシーを侵害することがあります。 |
社会的な孤立
DV彼氏は、あなたを他の人から隔離しようとすることがあります。友達との交流を制限し、外出を制限し、自分のルールに従わせようとします。 |
あなたの関係にこれらの特徴がある場合、DV彼氏との関わり方を再評価する必要があります。あなたは安全で支えられるべきです。
【DV彼氏とDVに囚われる心理】なぜDV被害者が別れられないのか

DV被害者がDV彼氏と別れられない心理には複雑な要因が絡み合っています。以下に、DV彼氏とDV被害者の心理について解説します。
DV彼氏の心理
心理特徴 | 説明 |
---|---|
感情のコントロールが難しい | DV彼氏は感情をうまくコントロールできないことがあり、ストレスや怒りが爆発し、DV行為につながることがあります。 |
嫉妬深く束縛が強い | DV彼氏は嫉妬深く、パートナーに対して過度な束縛を行うことがあり、これは彼らの不安やコントロール欲から生じることがあります。 |
自分の弱みを見せる | 時折、DV彼氏は自分の弱さや不安を相手に見せることがあり、これにより、被害者はDV彼氏を支えようとする心理的プレッシャーを感じることがあります。 |
自己中心的で思い込みが激しい | DV彼氏は自己中心的で、自分の意見や信念に執着し、他人の視点や感情に理解を示さないことがDVの要因となります。 |
自分の非を認めず他人のせいにする | 自分の過ちや暴力を認めず、他人や被害者を非難することがあり、これは被害者に対する圧力や制御手段の一部として使用されることがあります。 |
DVされていても好きと思ってしまう被害者の心理
心理特徴 | 説明 |
---|---|
愛情と期待 | DV被害者はDV彼氏からの愛情や優しさを感じ、彼の変わることを期待します。一時的な改善が愛情を再燃させることがあります。 |
自分を変える期待 | DV被害者はDV彼氏を変える使命感を持つことがあり、母性本能が刺激されて彼を更生させようとする心理が働くこともあります。 |
別れる不安 | 別れが後悔につながるかもしれない不安を感じるDV被害者は、DV彼氏への依存心や過去の思い出によるものが影響していることがあります。 |
別れ方の難しさ | 別れ方を見つけることが難しく、どのように別れるべきかわからないDV被害者は、関係を維持し続けることがあります。 |
DV被害者がDV彼氏との関係を見つめ直し、安全な環境に逃れることが大切です。支援団体や専門家の助けを受けながら、新たな道を歩み出すことができます。

DV診断チェック
DV診断スクリーニングテストをご提供します。以下の19項目の質問に回答し、合計点数を計算してください。点数によってDVの傾向を判定します。
質問項目 | はい(1点) | いいえ(0点) |
---|---|---|
1. 平手で打つ、殴る | [ ] | [ ] |
2. 物を投げる、ぶつける | [ ] | [ ] |
3. 足で蹴る | [ ] | [ ] |
4. 刃物などの凶器をからだにつきつける | [ ] | [ ] |
5. 髪をひっぱる | [ ] | [ ] |
6. 首をしめる | [ ] | [ ] |
7. 体を引きずりまわす | [ ] | [ ] |
8. パートナーがいる場で物に当たる | [ ] | [ ] |
9. 大声でどなる | [ ] | [ ] |
10. 「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」「黙って言うとおりにしろ」「お前は何もできないんだな」など日常的に小言や皮肉を言う | [ ] | [ ] |
11. 実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする | [ ] | [ ] |
12. 無視して口をきかない | [ ] | [ ] |
13. 人前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする | [ ] | [ ] |
14. パートナーが大切にしているものをこわしたり、捨てたりする | [ ] | [ ] |
15. 生活費を渡さない | [ ] | [ ] |
16. 外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする | [ ] | [ ] |
17. 殴るフリ、物を投げつけるフリをして脅かす | [ ] | [ ] |
18. いやがっているのに性行為を強要する | [ ] | [ ] |
19. 避妊に協力しない | [ ] | [ ] |
判定(チェックした合計点数): __
チェック項目が増えるほどDVの傾向が高い可能性があります。ただし、お互いの関係性や個人の受け止め方によっても異なりますので、DVの可能性を感じた場合は専門家にご相談いただくことをお勧めします。一度お電話にてご相談ください。

DVやモラハラの慰謝料請求条件と金額について
慰謝料が発生する条件

被害の程度が一定以上であること
軽微な口論や一度の暴力行為だけでは、慰謝料が発生しないことが多いです。慰謝料が発生するには、被害が一定の重さや深刻さを持つ必要があります。 |
精神的・身体的な被害
DVやモラハラには精神的な苦痛や身体的な傷害が伴うことが多いです。これらの被害が証拠として認められる場合、慰謝料の請求が有利になります。 |
被害の証拠があること
慰謝料を請求するためには、被害の証拠が必要です。証拠は、診療記録、医師の診断書、写真、メッセージの保存、証人の証言などが含まれます。これらの証拠は、裁判所での慰謝料請求の際に重要です。 |
DVやモラハラの慰謝料の金額相場
慰謝料の金額は、発生原因や具体的なケースによって変動します。以下は、DVとモラハラに関する慰謝料の相場についての情報です。
DVやモラハラの慰謝料相場
DVやモラハラの慰謝料の相場は、一般的に以下のようになっています。ただし、具体的な金額はDVの程度や婚姻年数などの要因によって変動することがあります。
慰謝料の原因や要因 | 金額の範囲 |
---|---|
DVやモラハラの程度が軽い場合 | 約50万円から100万円 |
DVの頻度が高く、暴力の内容が重い場合 | 約100万円から250万円以上 |
婚姻年数が長い場合 | 金額が増加する傾向がある |
慰謝料の金額は、裁判所での判断や交渉の結果によっても異なります。被害者や被害の程度に応じて、適切な慰謝料が求められます。

DV夫との離婚が難しい理由
DV夫との離婚が難しい理由は、以下の要因によります。これらの理由は、加害者側、被害者側、およびその他の要因からなります。
加害者側の理由
理由 | 詳細 |
---|---|
DVの自覚の欠如 | DV加害者はしばしば自分がDVを行っていることを認識せず、相手を自分を怒らせた原因として自己正当化します。 |
所有権意識 | 加害者は配偶者を所有物とみなし、自分の思い通りに動かすべきだと信じがちで、離婚に応じずに関係を維持しようとします。 |
被害者側の理由
理由 | 詳細 |
---|---|
罪悪感と自己責任感 | DV被害者は加害者からDVが自分に起因すると責められ、罪悪感と自己責任感に苦しむことがあり、離婚をためらう。 |
サイクルへの希望 | DVはサイクルを持ち、暴力と平和の期間が繰り返される。被害者は「ハネムーン期」で改善の兆しを見いだし、離婚をためらう。 |
依存関係 | 経済的に加害者に依存している場合、離婚は生計面での困難を意味し、躊躇される。 |
その他の理由
理由 | 詳細 |
---|---|
子供への懸念 | 子供への経済的負担や心理的影響を心配し、離婚をためらう。 |
社会的プレッシャー | 世間体や周囲の評価を気にし、離婚をためらうことがある。 |
DV夫との離婚は、複雑な心理的、経済的、社会的要因が影響し、容易に進まないことがあります。このような状況で離婚を検討する場合、サポートや専門家の助言を受けることが大切です。

DV夫と安全に離婚するための手順
DV夫との離婚は、あなたとあなたの家族の安全と幸福を守る重要な一歩です。この過程は困難かもしれませんが、専門家のサポートと正しいステップに従うことで、安全に進めることができます。以下は、DV夫との離婚手順の詳細な説明です。
- DVを受け入れる
最初に、自分がDV被害者であることを受け入れることが重要です。DVはしばしば加害者による洗脳や共依存関係により、受けている側も認識しづらいものです。自分がDVを受けていることを認識することは、問題解決の第一歩です。
- 相談する
DVを客観的に評価するために、信頼できる第三者に相談しましょう。DV相談支援センターや専門のカウンセラー、友人、家族などが相談相手として適しています。相談を通じて、自分の状況を整理し、次のステップに進む準備をします。
- 弁護士に相談する
離婚を検討している場合、弁護士に相談しましょう。弁護士は離婚手続きの専門家であり、あなたの権利を守ります。DV夫による脅迫や圧力に対抗するためにも、弁護士は必要不可欠です。初回相談は無料の場合もあるため、積極的に利用しましょう。
- 証拠を集める
離婚の証拠を集めましょう。DVの事実や財産状況、子供の安全などに関する証拠は、後の交渉や裁判に役立ちます。写真、メッセージ、医療記録、警察報告書などを集め、整理しておきましょう。
- 安全策を講じる
DV夫からの脅威に備え、自分の安全を確保しましょう。身の安全が脅かされる場合は、警察に通報することが必要です。弁護士や支援センターから提供される安全策も活用し、危険を最小限に抑えましょう。
- 離婚手続きを進める
離婚手続きは弁護士が代行し、裁判所で行われます。DV夫が離婚に同意しない場合でも、弁護士は調停や裁判を通じて解決を図ります。離婚の条件や財産分与、子供の親権についても弁護士がサポートします。
- 心のケアと新たな始まり
離婚後は、心のケアや新しい生活への準備が必要です。カウンセリングや心理的なサポートを受け、新たな始まりに向けて前進しましょう。

裁判所に保護命令を申し立てる
DV夫や彼氏との関係から安全に離れるために、別居と同じタイミングで裁判所に「保護命令」を申し立てることがおすすめされます。保護命令は、相手方(加害者)に対し、申立人(被害者)に近づかないよう命じる決定です。特に、DV夫が被害者に執着している場合や別居先を追跡し始めた場合に有効です。
保護命令の申立て
保護命令の申し立ては、原則としてDV被害者本人が行います。地方裁判所に用意された申立書を記入し、必要な書類を添付することで手続きが可能です。申し立てが受理されると、通常約10日間で審理が進行し、保護命令が発令されます。保護命令には主に以下の5つの種類があります。
保護命令の5種類

以下は、保護命令の種類とそれぞれの内容です。保護命令は加害者からの接近や危害を防ぐために発令され、被害者の安全を確保します。それぞれの命令には異なる期間が設定されています。
命令の種類 | 内容 | 有効期間 |
---|---|---|
接近禁止命令 | 被害者の身辺への接近や監視を禁止 | 6カ月間 |
退去命令 | 加害者を申立人の住居から退去させる命令 | 2カ月間 |
電話等禁止命令 | 特定の行動を禁止する命令(例: 面会の要求や脅迫的な連絡) | |
子供への接近禁止命令 | 15歳未満の子どもへの接近や学校への出没を禁止 | 子どもの同意が必要 |
親族等への接近禁止命令 | 親族、友人、知人、勤務先などへの接近を禁止 |

弁護士法人AURAのDV被害者支援サポート
弁護士法人AURAは、DV被害者の権利保護と法的支援に特化した法律事務所です。
DVの問題に取り組む際、法的なアドバイスや支援が必要となることがあります。弁護士法人AURAの専門家は、DV被害者を対象に、以下のような法的サービスを提供しています。
DV夫の場合

保護命令の取得
裁判所に対し、DV夫からの保護を受けるための保護命令を申し立てます。安全を確保するための重要な措置です。 |
法的助言と支援
弁護士に相談し、法的アドバイスと支援を受けます。離婚、財産分与、慰謝料請求などの法的手続きを専門家に任せましょう。 |
離婚手続き
DV夫との離婚を検討している場合、弁護士の指導を受けながら離婚手続きを進めます。 |
子供の親権取得
子供が関与する場合、子供の最善の利益を考慮しながら親権を取得するための法的手続きを進めます。 |
慰謝料請求
DVによる苦痛への対価として慰謝料を請求します。適切な証拠を収集し、権利を守るために弁護士のアドバイスを仰ぎます。 |
DV彼氏の場合の対処法
対処法 | 説明 |
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保護命令の取得 | DV彼氏からの保護を受けるため、裁判所に保護命令を申し立てます。自身の安全を確保するために必要な措置です。 |
法的助言と支援 | 弁護士に相談し、DV彼氏からの法的対処についてアドバイスと支援を受けます。法的プロセスに専門的な知識が求められます。 |
別居と安全な場所の確保 | DV彼氏からの遠ざけるために、別居を検討し、安全な場所を確保します。DV被害者保護プランを作成します。 |
心理的サポート | 心理カウンセリングやサポートグループへの参加を検討し、DVの影響を克服し、心の健康を回復する手助けを受けます。 |
信頼できる友人や家族と連絡を取る | 身近な人たちにDVの事実を伝え、サポートを受けます。信頼できる人々との結びつきは、回復の一助となります。 |
彼氏の場合は慰謝料請求できないの?
彼氏の場合でも、一般的に慰謝料請求は可能ですが、特定の条件を満たす必要があります。以下は一般的な条件ですが、法的アドバイスを受けることが重要です。

法的な証拠が必要
慰謝料を請求するためには、DV行為が存在することを証明できる法的な証拠が必要です。DV彼氏からの脅迫メッセージ、DV行為の証拠写真、医療記録などが証拠として役立つことがあります。 |
法的プロセス
慰謝料を請求するためには、法的な手続きが必要です。弁護士を通じて訴訟を起こし、裁判所で争うことになります。法的手続きは複雑で、専門的なアドバイスを受けることが不可欠です。 |
被害の証明
慰謝料を請求するためには、DV行為による身体的、精神的、経済的な被害があったことを証明する必要があります。これには医療診断、心理的評価、経済的損失の証拠が含まれます。 |
相手方の財政状況
慰謝料の支払い能力も考慮されます。DV彼氏が経済的に困難な状況にある場合、慰謝料を支払うことが難しいかもしれません。 |
弁護士の助言
最も重要なのは、弁護士の助言を受けることです。弁護士は具体的なケースに応じて最適な戦略を提案し、法的プロセスをサポートします。 |
DV彼氏から慰謝料を請求するには、弁護士に相談し、具体的なケースに合ったアクションプランを立てることが重要です。

弁護士費用について
DV問題に関する弁護士費用の目安と内訳は以下の通りです。
費用項目 | 費用の目安 |
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相談料 | 5,000~1万円程度(初回相談無料の場合も) |
保護命令の着手金・報酬金 | 着手金:20万~30万円、報酬金:10万円程度 |
離婚手続きの着手金・報酬金 | 協議離婚:最高で60万円、調停離婚:40万~70万円、裁判離婚:70万~110万円(DV問題が原因の場合、費用は異なる可能性があります) |


着手金は具体的な段階で話し合いましょう
また、実際の事件解決に向けて着手金についてもお話しすることがありますが、心配しないでください。着手金は、具体的な段階やケースの要件に基づいて決定されます。初回相談までに料金を支払う必要はありません。私たちは、あなたのケースを詳しく聞いた後に、着手金についての明確な合意を得るために協力します。あなたのケースに合わせて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
なお、DV問題で生命や身体に危険が迫っている場合は、まず身の安全を確保することが最優先です。警察や配偶者暴力相談支援センターなど、専門の機関に相談し、安全な環境を確保するサポートを受けることが大切です。弁護士の活用も検討される際は、DV問題解決のための専門知識と経験を持つ弁護士に相談することをおすすめします。

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営業時間外の対応 | 対応可(事前に連絡が必要) |